
不倫。相手の家族にバレなければ、不倫は結構楽しいモノ。
でも、万が一バレてしまうと、不倫は、家庭崩壊や離婚、慰謝料請求なんて事になる事だって珍しくないんです!!
不倫がバレ相手の奥さんに慰謝料を請求されたみさとのお話です。
記事の内容
- 奥さんから慰謝料請求
- 弁護士を立て慰謝料を減額すれば良かった
記事は5話シリーズになっているので、読んでみてくださいね。
Contents
奥さんから慰謝料請求された
奥さんに不倫がバレた。というか、彼との関係を解消するに当たり、私が彼との関係を諦める代わりに、彼にも奥さんに不倫をバラシて謝罪して貰うというリスクを背負って貰う事に。
でも別に私は、彼と彼の奥さんの離婚を望んできたわけでなく、彼がまた元の家族に戻ってくれればいいと思っていました。でも事態は私の想像通りにはいきませんでした。
案の定、奥様は不倫していることは知っていたと、全て話されて謝られても許すことは出来ず彼の奥さんは非常に怒ったようで、まず彼が家を追い出され車で生活する事になりました。
その間に奥さんは弁護士を立て、自分の両親にも彼が不倫していた事を話して、自分の子供にも本当のことを伝えていました。彼に連絡が来たのは奥さんが全てに話を通してからでした。
2人の話し合いは初めは2人だけで、そこでこれからは弁護士に任せると言われ2人で話すことはなくなりました。
慰謝料請求されました
奥さんからの慰謝料請求は300万円
まず彼には弁護士さんから連絡が来て、不倫相手の私の住所や電話番号を聞かれたそうです。素直に答えなければならない(白状しなけれならない)と思った彼は素直に答えてしまいました。が本当はそこで私の情報を言わないという選択ができたことを後で知りました。
私のところには2日後には書面が届いていました。慰謝料の請求の書面でした。日付が指定されていてそれまでに300万円を払うようにと書いてありました。
慰謝料請求されたときの気持ち
払いたい気持ちはある、しかし社会的地位や給料、貯金など全てを合わせてもその額が妥当ではない事もわかっていました。無料で一度だけ弁護士に相談した時も300万は過去の裁判などをみても上限のような金額なので交渉すれば減額できるといわれました。
でも私にとっては慰謝料減額のために弁護士を立てるのは、様々な悩みがありました。。
- 弁護士を立てれば、親にもバレるだろう、というか親に相談せずに弁護士を通じて交渉出来る自信はありませんでした
- 社内不倫なので、弁護士を立てれば事が大きくなり会社にバレそうで、裁判になることは絶対に避けたい
- 弁護士を立て弁護士代を払い、減額したとしても一括では払えないのでどこかでお金を借りなければならない。そうなると手数料もかかってくる。弁護士代、手数料などを払って例え200万に減額できたとしても支払う金額はそんなに変わらないんじゃないか。
- 当時23歳だった私はそのような経験もなく友達にもなかなか言えず知識も相談相手もいませんでした。
慰謝料300万一か月で示談成立
私は人生を壊してしまった奥さんに払ったほうがいいのではないかと思い弁護士を立てる事をしないで自分で相手の弁護士さんに分割でお支払いする事を伝えました。
弁護士さんに連絡し、償いの気持ちを持っていることと誠意を持って対応していくということを示すためこちらの意見も述べました。
奥さんは納得しなかったようですが、私が弁護士などを立てればきっと減額は認められるので弁護士さんが説得してくれ300万を3年間で払うという事で示談になりました。示談になるまで1ヶ月もかかりませんでした。
初めは一括で払う事を考え、ローンの審査やカードローンの申し込みなどをしてみましたが、当時の年齢、年収で支払う目的を言わずに借りれるお金は80万ほどでした。
私にも生活があり貯金も何かのために多少は残しておかないとこれからが不安でした。1ヶ月もない間でこのようなことを毎日毎日考え頭が痛くなる日々でした。
結局結論がでるまでに私が弁護士さんとやりとりしたのは三回のみ。1回目が払う意思があることを伝える電話、2回目が分割にしてもらえるかお願いの電話、3回目が奥さんは納得いかなかったがそれで正式な文章を送ります、という電話。
その後の示談書は向こうが精神的苦痛を受けたこととお金を支払うことのみの記載でした。
私は自分も守るためこの示談が終わってからはどんな請求があっても払わないこと、私の電話番や住所など今回の話し合いで知った個人情報を他人に漏らしたりそれを使って接触を測ってくることなどをしない約束、私の名誉を守ることを文章に入れて欲しいと書面を送り後日その文言が入った示談書が届いたのでサインして全てがおわりました。
慰謝料請求を無視できなかった
私は不倫の慰謝料を払う時23歳で、両親にも相談できず、友達にも相談できず、不倫相手の彼は彼で家を追い出され自分の事で頭がいっぱいで、私の事を考えてくれる余裕もなく、誰にも相談できませんでした。
彼が慰謝料300万円を肩代わりしてくれる訳でもありませんでした。
私は不倫の慰謝料問題を最後まで1人だけで終わらせました。私は23歳で他人のために300万払う人生を送ることになりました。
今となって思えば弁護士を立てて戦えば良かったと思います。
が、その時の私には冷静な判断能力もなくただ彼を失ったさみしさと、焦りと、自分ひとりで背負い苦しい虚無感で一杯でした。
親にも頼らず相談できる人もいない環境の中で、もっと冷静な判断ができれば今の人生は大きく変わっていたのに。今でもそんな事を思います。